相変わらず、我が家には、娘絡みの来客が絶えない。
ゴールデンウィークは、保育園時代のお友達が泊まりに来た。
半年ぶりに会う彼女は、ガラッと変わっていた。
大手進学塾 四ツ谷○塚に通い始めて
その他にも習い事。
自分で、都内の塾まで通う。
終わるのは、20時過ぎ。
私立の中学を目指す。
前はあんなに、無駄な事しかしなかったのに、
娘との関わりの中で、「無駄な事」が随分と減って、娘とは、随分とやる事も言う事も違う。
つい最近までは、一緒に紙飛行機できゃーきゃー言ってたのになぁ。
かたや、野生の我が娘は、非常に幼い。
順調に、野生だ。無駄な事に全集中している。
「塾」とかいう単語を知ってるか不安だ。
何だか話していても、独特な感性からの独特な質問が多くて、一緒に長くいると疲れるし。
永らく、わたしたちは、そんな感じ。
だけど、それはそれは良い物を持ってらっしゃる。
おもいっきり、再度ギアを切り替えて信じていきたい。
何度も何度も、既存の古い常識をぶちこまれても
信じていきたい。
最近、1つの映像がある。
娘が20歳の夏の日。
空港で、私と娘は、話してる。
今日は、娘がハワイに旅立つ日。
娘はハワイへ仕事と大学進学の為に、出発する。
相変わらず、ドギマギしちゃってて、アヒルみたいな歩き方は変わらないけど、
今、ちゃんと出発した。
その後ろ姿を写真に撮った。
私は、ワクワクしながらさっちゃんに手紙を書く。
「先生、今、娘がハワイに無事に向かいました。」
「あの時の夢が、そのまま叶いました。」
「先生が言ってくれたように、こだわりを持ったまま、こだわりを求めてるお客さんに呼ばれました。」
あれから、もう一年。
娘からは、たまにLINEがくるだけ。
ちょっと古い私の話をあしらうように
娘は、自分の人生を思いっきり生きている。