2月は、休業に追い込まれた
「MIMAMORIYA MARIKO」だったが、
私と直接契約をしたいというお客様が現れた。
あの「太陽の男」の親族だ。
気に入られた。
どーいうわけだか、やたら気に入られた。
先生、なんでだい?
先生の周りの人は、みんな海の近くの豪邸に住んでいて、とても優しくて素敵な人達で
わたし、感動してるよ。
そう、私は、この新規のクライアントに対し、
自分で値段や時間を決められ、自分名義で請求書を発行する、フリーランス⭐︎となった、本日ひな祭りの日。
で、今日は、今後の色々の打ち合わせの日。
私は大きく間違えた。
まず報酬の事。
いくら欲しい?との質問に、
おそらく、自分のほんとは、ここ!というポイント金額があったはずなのに、
とっさに、ちょっと物足りない金額を提示してしまった事。
とっさに、私は自分を安くした。
なぜ、遠慮した?
なんの謙遜??
何よりも、なぜ自分に高い値段を与えてあげられなかったんだろう。
もしくは、なぜ持ち帰ってからの返答をしなかったんだろう。
大切な自分の限られた時間と体力を。
相手の器は、巨大なものだったのに。
そして、きっとお客様も
自分に見合うような「額」を払いたいんだと思う。
払う=祓う
金額を聞いたときの
少し寂しそうな富裕層クラスの表情を
私は忘れない。
とっさの自分のしょぼい返答、
それが残念で、
自分の世界が狭くて、
そうか、ここだな、
ここを乗り越えれば
あっちだな!!
そう感じた。
会社を通さないという事は
こういうことか、自分勝負だな。
凄い勉強になりました。
あと、世間的には、まぁ、これは高時給。
なーんていう言い訳が出てきて
そりゃ一体、どこの世間なんだか、
本当に情けなかったです。
お客様は、今日、
「あ!そうだ!お買い物のとき、迷ったら高い方を買って頂けますか?」
「高い方が良いってわけではないだろうけれど
安いからっていうのは、ちょっと違う、、」
とさらっと言った。
兎にも角にも
そーゆーことですわ。
はい。
堂々とあれ。
ーー鎌倉富裕層ものがたりーー