今朝、久しぶりだけど仕事があったので、早めに起きたつもりが、なぜだろう、ギリギリだ。
だってすごくないか?
弁当作って洗濯機回して、朝、ふにゃふにゃ不機嫌人間の娘を何とか学校まで送り届けて、
あ、そうだ、自分も着替えなくちゃ。
そんなこんなで、
小学校の校門で、
じゃ〜ね〜
と言おうとしたら、あれ?娘がいない。
嫌な予感がして振り向くと
少し後ろで、娘が道端のウシガエルみたいに
グズっている。
あれだわ、あれ。
あかん、今日は、後味悪い朝にしてしまった。
私とした事が力不足で申し訳ない。
一流パフォーマーがしくじったみたいな
気持ちになる。
何だか余裕がなくて、
めんご〜〜。
だけど、わたし、呆れるほどかなり優しいほう〜。
★★★
さっき、玄関出たら、道端にまんまるの水溜りがあった。
娘が
「お空に浮かぶ、あれみたいだね。あれ、あれ、あれ!!なんだっけ。あれだよ!あれ。まぁるいんだよ。」
わたし
「あ、気球ね!はいはい、はい〜行くよ〜。」
「何でそんな、今日は急ぐの!!ちっ。」
そんなこんなで、極楽寺駅につく。
Googleで会社への到着時間を見ると、やべーくらいギリ。
いちかばちか。
そして、
なんか、ほんとにもう、
こういうのも終わりだね。
と感じながら。
私もこうやって、
1人で遊んでるんだね。
極楽寺に来てから、朝に江ノ電に乗る時間と、帰りに極楽寺駅に着く時間が同じ方がいて。
近所だと思うのだけど、
とても品のよい女性で。
会えば何となくサラッと話すようになった。
おそらく、もう大きなお嬢様がいるんだと思う。
今朝、たまたまこの彼女が、
この小学校校門前でのドタバタ劇場を見たらしく、
娘が校門の前で、
不満いっぱいまんじゅうみたいな顔をしてたとき、
「あ〜可愛い。」
「あんな時もあったのね。」
「あんな時もあったのね。」
と彼女が言った。
★★★
「あんな時もあった。」
彼女のその言葉は、
それは、何だか未来の自分から言われたみたいで、不思議とよく会う彼女も、自分の一部かなとも思ったりして、
極楽寺トンネルは、未来と過去を結ぶから
きっとこんなんもあったり、なかったり。
大人の人間関係で良いなって思う一つは、
会えば話すけど、深くその人の事を知らない関係でいられる相手がいること。
だけど、例えば、挨拶の間を気にしなくても
自然と心地よいリズムで互いに会釈できるような間柄。
そんな人は、きっと何か似てるんだろうね。
さぁ、久しぶりの都内。
楽しみ。