鎌倉移住。

夫と6歳の娘の3人暮らし。日々を書き綴っています。

あんな時もあったのね〜。

 

今朝、久しぶりだけど仕事があったので、早めに起きたつもりが、なぜだろう、ギリギリだ。

 

だってすごくないか?

 

弁当作って洗濯機回して、朝、ふにゃふにゃ不機嫌人間の娘を何とか学校まで送り届けて、

 

あ、そうだ、自分も着替えなくちゃ。

 

 

そんなこんなで、

 

 

小学校の校門で、

 

じゃ〜ね〜

 

と言おうとしたら、あれ?娘がいない。

 

嫌な予感がして振り向くと

 

 

少し後ろで、娘が道端のウシガエルみたいに

グズっている。

 

 

あれだわ、あれ。

 

 

あかん、今日は、後味悪い朝にしてしまった。

 

 

私とした事が力不足で申し訳ない。

 

 

一流パフォーマーがしくじったみたいな

気持ちになる。

 

 

何だか余裕がなくて、

 

 

めんご〜〜。

 

 

だけど、わたし、呆れるほどかなり優しいほう〜。

 

 

 

★★★

 

 

 

さっき、玄関出たら、道端にまんまるの水溜りがあった。

 

 

娘が

 

 

「お空に浮かぶ、あれみたいだね。あれ、あれ、あれ!!なんだっけ。あれだよ!あれ。まぁるいんだよ。」

 

 

わたし

 

 

「あ、気球ね!はいはい、はい〜行くよ〜。」

 

 

「何でそんな、今日は急ぐの!!ちっ。」

 

 

 

そんなこんなで、極楽寺駅につく。

Googleで会社への到着時間を見ると、やべーくらいギリ。

 

 

いちかばちか。

 

 

そして、

 

 

なんか、ほんとにもう、

こういうのも終わりだね。

 

と感じながら。

 

 

私もこうやって、

1人で遊んでるんだね。

 

 

 

極楽寺に来てから、朝に江ノ電に乗る時間と、帰りに極楽寺駅に着く時間が同じ方がいて。

 

近所だと思うのだけど、

とても品のよい女性で。

 

会えば何となくサラッと話すようになった。

 

 

おそらく、もう大きなお嬢様がいるんだと思う。

 

 

今朝、たまたまこの彼女が、

この小学校校門前でのドタバタ劇場を見たらしく、

 

 

娘が校門の前で、

 

不満いっぱいまんじゅうみたいな顔をしてたとき、

 

 

 

「あ〜可愛い。」

 

 

「あんな時もあったのね。」

 

 

 

「あんな時もあったのね。」

 

 

と彼女が言った。

 

 

 

★★★

 

 

 

 

「あんな時もあった。」

 

 

 

彼女のその言葉は、

 

 

 

それは、何だか未来の自分から言われたみたいで、不思議とよく会う彼女も、自分の一部かなとも思ったりして、

 

 

極楽寺トンネルは、未来と過去を結ぶから

 

 

きっとこんなんもあったり、なかったり。

 

 

 

大人の人間関係で良いなって思う一つは、

 

 

会えば話すけど、深くその人の事を知らない関係でいられる相手がいること。

 

 

だけど、例えば、挨拶の間を気にしなくても

自然と心地よいリズムで互いに会釈できるような間柄。

 

 

そんな人は、きっと何か似てるんだろうね。

 

 

 

さぁ、久しぶりの都内。

楽しみ。

 

 

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