朝、娘が学校に行く前に、
靴下なんかを取りに行くので、
家の二階に上がると、窓から森の木々が綺麗に見える。
思わず、ほんとに思わず
「極楽寺の神さま。今日も学校でマコが楽しく過ごせますように。」
とお願いをしてしまう。
誰に何に、なにを願ってるのか笑っちゃうんだけど、
大いなる力とか言うと怪しさ満開なんだけど、
マジでそんな何かに祈る。
そんな何か大きな力に動かされ
偶然にも学校まで一緒に行く事になった小学校4年生の女の子は、
たぶん、中身は140歳レベルの成熟度だ。
俄然、慣れない、だけど大好きなお姉ちゃん。でも、何を話しかけられても緘黙体制の娘に優しく優しく声かけをしている。
「大丈夫だよ。心の中でいっぱいお話ししてるから。」
近所の人。
例えば、車で来た時、こちらが自転車でちょっとどいた時なんかのちょっとした会釈なんかが、いちいち品があって、素敵だ。
独身女性らしきOLさんでも、子供といると、そっと声もかけてくれたり。
だけど、深入りはしないというか。
気持ちよく少し会話をしたら、
さっと離れるみたいな、
この離れ具合。
去り具合。
決して入り込んでこない。
互いが個人で成り立っている、
だけど、無関係ではなく、気持ちよく生活する。
こういうの、都会的だなぁ。
気持ちいいなぁと。
そうだね。人に依存せずに、まずは自分の世界を生きようと改めて思う。
#自然の中で都会的センス