鎌倉移住。

夫と6歳の娘の3人暮らし。日々を書き綴っています。

保育園を巡回する心理士さんに言われた事。

 

当初、保育園から娘を発達の先生に診てもらう提案があった時。

 

私はたいそう傷つき、苦しんだ。

 

だって、娘は発達障害ですよ。と言われたのと同じだと思った。

 

 

「障害」って言葉、ほんとに、ほんとに

すごくズシリとくる言葉だ。

 

 

一度は発達の先生に診てもらう事を断った。

担任の人柄や言動に疑問があったのも大きかった。

 

これも勇気だった。

 

社会の決めつけに娘を巻き込んでしまう。

私は私と娘を信じたい。

 

 

そう思ったし、娘は大丈夫だと思った。

 

 

だけど、色々考えてやっぱりもう一度診てもらう事にした。

 

 

これも勇気だった。

 

 

結果を聞かされた昨日ーー。

 

 

率直に言う。

 

 

診てもらって本当に良かった。

 

 

何も悪い事はなかった。

 

 

場面緘黙気質があると言われた。

 

 

だけど、先生たちが言うように、ただ優しく小学校に入ってからの具体的な策を教えてくれた。

 

 

全然、病名にフォーカスされなかった。

 

 

こちらでは気が回らない事をたくさん教えてもらえた。

 

 

例えば、

 

 

小学校に入学してからの席順は、前の席ではなく、

後ろ側の端っこが良いでしょう。

なぜなら、1番前の席は、先生に手厚くフォローしてもらえるから良いと思いがちだけど、

娘は、後ろからのみんなの目が気になってそっちがプレッシャーになるかもと。

 

 

だから、みんなの様子を娘は自身で

ゆっくり見渡せるように、後ろ側の端っこが良いかもしれません。

 

 

など。

 

 

どのアドバイスも、

娘が入学してから

直接助かりそうな事ばかりで。

 

 

で。

 

 

あんなに敵視していた担任も、

園長も、ほんとに力になってくれて。

 

 

私には、集団に馴染めない奴は排除するように見えていた国も、とても優しく感じて。

 

 

あぁ、その道のプロは、やっぱり

プロなんだなって。

 

馬鹿にできないよなって。

 

色々、立派に語ったけど、

たまには、スタンダードに素直に従うって時も必要で、やっぱり自分の思い込みも強かったな。

 

 

 

って思った不思議な体験で。

 

 

 

的確な内容で、すぐに役立ちそうな案だらけだったので、

 

 

早速、小学校と学童に電話をし、

直接会って引き継ぎの件を話す機会を設けた。

 

 

明日また鎌倉に向かう。

 

 

小学校の先生も学童の先生も

とても親身で感じがよく、

ありがとうございます!とあちらから言ってくれた。

 

 

これから、色んな大人たちと一緒に

子育てをしていきたいと思った。

 

 

日本の公立小学校は終わってる??

 

もっとほっといてもいいんじゃない??

別に普通じゃん!

 

娘は大丈夫だよ!

 

 

 

色んな声があるけれど。

 

 

私自身、日本の教育現場に良いイメージはない。

 

 

だけど、そんな中でも

素敵な魔法をかけていくんだ。

 

 

当初、保育園の担任とうまく意思疎通が図れず

何でこの人には伝わらないんだろう。

何でこの人は、こちらの気持ちを全く汲み取れないんだろうと思っていて、でも、そこで園長にも声かけをし、園長と担任の2人で今回の事に取り組んで貰った事が良かったと思う。

 

 

なんだか、うまく人事を回せた社長の気分だ。

 

 

 

自分だけで抱えないで良かった。

頑なにならなくて良かった。

 

 

 

 

※もう私、こんなんだからさ。

散々、賃貸派でーす!とか言ってる私だけど、またころっと言う事が変わって、

家は買った方が良かったー!

 

なんて変更してそうな自分がいるなって。

 

 

鎌倉よりもやっぱ、都心だよねー

とか言ってるかもね。

 

 

でも、それでいいんだよ。

 

 

いつでも真剣に自分に向き合っているから。

 

 

お茶を飲む余裕を持ちながら、

敵を作るくらいに必死にならず、

 

ゆるゆるゆると

 

 

あらゆるものが味方になっていく

 

 

 

そんな風に、そんな世界に。

 

 

素敵な小学校生活になりそうな気がする。

 

 

 

 

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