鎌倉移住。

夫と6歳の娘の3人暮らし。日々を書き綴っています。

全て借り物


今朝、岐阜の弟から連絡があった。

要件は、

「絵本、捨てないでね。」

って事。

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私は娘に読もうと思い、
なぜだか絵本だけは大事にとっておいてくれた母に言って、これらを実家から持ってきたのだ。



私と弟が小さい頃に読んでもらった本たち。




★★★





そのような本だが、
私は娘が読み終えたら、普通に処分していい~?と確か母に言っていた気がする。




こうして書いてみるとなかなか残酷な私だが、




「2世代に渡って同じ絵本を読めた事」
「今も記憶に残った絵本があった」



その思い出のみ必要だと感じ、
あとは狭い部屋にはいらないと思った。



さらに、3世代目の子供たちは、絵本でない何かを読んでいる気がして、あまり絵本そのモノをとっておく事には興味がなかった。




わたしは、




~絵本、今まで本当にありがとう。バイバイキ~ン。




てな感じだったけど、




弟は、モノ自体にも価値を大切にしており、それも素晴らしくて、カッコいいと思うので、


使う期間が終了したら弟に送り返すことでお互い合意した。


弟は、モノを大事にする。
そこに魂を宿すというか、それ本当にいいと思う。前世は僧侶だろうか。
イケてると本気で思う。



ってか、絵本捨てんなよ。って連絡しただけなのに、
ここまで深読みしてblog書く姉、キモい。と思われるから、
みんな言わないでよね



だってさ、ネタ不足だったからさ。


まぁ、いいや。





★★★





それに対し、


どれに対し???




改めて、私にはこういう所がある。
雑??冷酷?いやいや、イマドキ??




引っ越しの時、さくさくモノを売ったり捨てたりする私を見て、






  夫が





「いつか、俺のこともリサイクルショップに出さないでね。」




つぶらな瞳で言ってきたことがある。




「一応、国家資格持ってるからな。高く売れるかも。」




とすかさず返す。






★★★






私は雑だから、大事に保管し、磨き、持っていることを継承する役割よりも、きっと全てを流しながら与える事のが向いていると思う。




私にとっては
全てがもしかしたら借り物。
いつまでも置いておこうと思うと、私の場合、なぜか執着に変わってしまう。




だからこそ、今この一瞬に感謝できるスタイルをとりたい。




自分が変化をしていき、周りにプラスの何かを与える事のが自分という人間は、わくわくする。


早すぎることを言うが、
自分の娘には、私のお葬式とか来てもらわなくて全然構わない。
何か他にやることがある人だったら、私は最高にうれしい。
その位、自分の人生に集中できるって幸せだと感じる。



~まりちゃん(私)今までありがとう。バイバイキ~ン



てな感じで言われたい。




というか、
たぶん、娘がおばはんになる頃には、
お葬式とかいう風習は、今のような形ではないだろうな。




(イキテルヒトニツカオウヨ)




より、削ぎ取られ、
それは一見、冷酷みたいにも見えて、
まるで自分が残酷な人にも見えるが、
違うんだ。

ホントを守る為に削ぎ落としているスタイルもある。



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やっと餃子を作ったよ。美味しかった‼️





それが、私自身が死なない為の秘策に思える。
私自身のほんとの大切を守る為には。



きっと世の中では常識なのに、自分には重いことがあったらそれは無くして大丈夫なんだと思う。無くさないと守れない。



ほんとの大切を守る為のやり方は
ほんとーに人それぞれちがうよなー。