今朝、岐阜の弟から連絡があった。
要件は、
「絵本、捨てないでね。」
って事。
私は娘に読もうと思い、
なぜだか絵本だけは大事にとっておいてくれた母に言って、これらを実家から持ってきたのだ。
私と弟が小さい頃に読んでもらった本たち。
★★★
そのような本だが、
私は娘が読み終えたら、普通に処分していい~?と確か母に言っていた気がする。
こうして書いてみるとなかなか残酷な私だが、
「2世代に渡って同じ絵本を読めた事」
「今も記憶に残った絵本があった」
その思い出のみ必要だと感じ、
あとは狭い部屋にはいらないと思った。
さらに、3世代目の子供たちは、絵本でない何かを読んでいる気がして、あまり絵本そのモノをとっておく事には興味がなかった。
わたしは、
~絵本、今まで本当にありがとう。バイバイキ~ン。
てな感じだったけど、
弟は、モノ自体にも価値を大切にしており、それも素晴らしくて、カッコいいと思うので、
使う期間が終了したら弟に送り返すことでお互い合意した。
弟は、モノを大事にする。
そこに魂を宿すというか、それ本当にいいと思う。前世は僧侶だろうか。
イケてると本気で思う。
ってか、絵本捨てんなよ。って連絡しただけなのに、
ここまで深読みしてblog書く姉、キモい。と思われるから、
みんな言わないでよね。
だってさ、ネタ不足だったからさ。
まぁ、いいや。
★★★
それに対し、
どれに対し???
改めて、私にはこういう所がある。
雑??冷酷?いやいや、イマドキ??
引っ越しの時、さくさくモノを売ったり捨てたりする私を見て、
夫が
「いつか、俺のこともリサイクルショップに出さないでね。」
とつぶらな瞳で言ってきたことがある。
「一応、国家資格持ってるからな。高く売れるかも。」
とすかさず返す。
★★★
私は雑だから、大事に保管し、磨き、持っていることを継承する役割よりも、きっと全てを流しながら与える事のが向いていると思う。
私にとっては
全てがもしかしたら借り物。
いつまでも置いておこうと思うと、私の場合、なぜか執着に変わってしまう。
だからこそ、今この一瞬に感謝できるスタイルをとりたい。
自分が変化をしていき、周りにプラスの何かを与える事のが自分という人間は、わくわくする。
早すぎることを言うが、
自分の娘には、私のお葬式とか来てもらわなくて全然構わない。
何か他にやることがある人だったら、私は最高にうれしい。
その位、自分の人生に集中できるって幸せだと感じる。
~まりちゃん(私)今までありがとう。バイバイキ~ン
てな感じで言われたい。
というか、
たぶん、娘がおばはんになる頃には、
お葬式とかいう風習は、今のような形ではないだろうな。
(イキテルヒトニツカオウヨ)
より、削ぎ取られ、
それは一見、冷酷みたいにも見えて、
まるで自分が残酷な人にも見えるが、
違うんだ。
ホントを守る為に削ぎ落としているスタイルもある。
それが、私自身が死なない為の秘策に思える。
私自身のほんとの大切を守る為には。
きっと世の中では常識なのに、自分には重いことがあったらそれは無くして大丈夫なんだと思う。無くさないと守れない。
ほんとの大切を守る為のやり方は
ほんとーに人それぞれちがうよなー。